さばえもんの徒然草

つれづれなるままに、日暮らしPCに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書いていきます

原価の内訳について

原価計算に関する勉強、今回は原価の内訳について備忘を残す。

簡単に学んだことをまとめたので、下記に記す。
なお、今回も参考にさせていただいた書籍・サイトの情報は最後に記しておく。

原価の内訳1

原価の内訳2

今回はカレーを作る(料理として提供する)場合を例にとって書いた。
まず、原価とは直接費と間接費で構成される。
直接費とは製造に関わる(例えば製造部門が使う)費用で、
間接費とは製造に関わらない(例えば経理)が使う費用である。

ここが重要で、要は単純な費目だけでは直接費か間接費か分からない、ということだ。
例えば水道光熱費も、製造で使用すれば直接費、経理が使用すれば間接費となる。
正確にどの部門がどれだけ使ったのか特定するのは難しいので、
実際には、例えば電気代であれば、部署の使用する部屋の面積比で直接費/間接費に割り振ったりするようだ(この割り振りを按分と呼ぶ)。

さて、直接費・間接費のほかに、材料費・経費・労務費に分けられるらしい。
ここは比較的分かりやすそうなので、やはり判断が難しいのは、例えば材料費が
直接材料費なのか間接材料費なのか、という部分であろう。
このあたりの判断は、もっと具体例に触れつつ学ぶ必要がある。
(この”具体例”に、原価計算の勉強をしている中で中々出会えないのが悩みである)


話は変わるが、もう一点面白い話として、研究費も一部原価に参入できるらしい。
製品化に直接関わらない基礎研究や応用研究は無理だが、
量産化のための研究は原価に参入できるようだ。
この場合、上記6種類のどこに入るのか...おそらく間接経費ではないかと思うが、ここは要調査である。
このあたりのルールは企業の規模や監査法人とのかかわり方によっても変わるらしいので、
個別事例に沿って知っていく必要があろう。
今回の備忘はここまでである。

<参考>
*1:

www.amazon.co.jp

*2:

pboki.com

*3:

j-net21.smrj.go.jp

*4:

www.clouderp.jp

*5:

https://hyodo-ao.net/blog_hyodo/blog_hyodo_3/accounting-treatment.html

原価計算の目的

私は今、業務上原価計算について学ぶ必要に迫られている。
そのために日商簿記3級もとったが、どうやら"原価計算"をマスターするためには
日商簿記2級でも足りず、日商簿記1級まで取得する(正確には知識を身に着ける)必要があるらしい。

簡単にネットで検索してみると、各級の勉強時間は下記が目安らしい*1。

簿記3級:100時間
簿記2級:300時間
簿記1級:600時間

体感でいうと、私が3級取得にかけた勉強時間はおおまかに外れていないので、
1級までの取得にはあと9倍の時間がかかる...
とてもではないが今年の目標に掲げるわけにはいかないので、
今年は2級+原価計算の勉強を行おうと思う。
1級は...仕事の関係でそこまでやらない可能性は大いにあるが、ひとまずは来年以降としておく。

ちなみに簿記2級の勉強については別途書くとして、原価計算は以下の本*2を基に、
+ネットで調べつつ進め、その備忘をここに記事にしていこうと考えている。
正直今年に入っての2週間で進んだ量は芳しくないが、あせらずやっていこうと思う。
当面のところは、上記の本を年度内に読み切り、その後理解を深めていきたい。

さて、前置きが長くなったがまずは原価計算とは何のために行うのか、学んだことを記したい。

本日学んだところによると、原価計算の目的は下記らしい。

 

原価計算の目的

 

結局のところ原価計算は、
財務会計(社外に発表するためのP/LやB/Sを作成する)目的と、
管理会計(社外で使用する、予算編成や様々な管理)を目的として行われる。

財務会計目的、の部分は簿記3級をとっている方ならイメージしやすいかと思う
原価計算は3級の範囲ではないが)。
特に工業簿記では、P/LやB/Sの作成のための売上原価の正確な計算が必要だからだ。

管理会計目的、の方がイメージしづらいかと思うが、
これはどうやら社内で用いるためのもので、決まったルールなどはないらしい。
そもそも"原価"には”標準原価”や”実際原価”等々、いくつか種類がある。
"標準原価"とは製造時に目標とする原価で、"実際原価"は実際作ってみたらいくらだったか、という値である。
例えばこの2つを見比べてみて、実際原価>標準原価であれば製造方法が悪いのではないかといった調査・対応を行い、実際原価<標準原価であれば製造部の方々はよく頑張った、と製造部のボーナスを増やすのである。

上記の対応はほんの一例だが、こんな感じで社内の管理・改善等に用いるのが
管理会計目的、と呼ばれる部分である。
まずはこれらの目的を意識して、今後の学習に励んでいきたい。

<参考>
*1:

www.tac-school.co.jp*2:

https://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E4%BE%A1%E8%A8%88%E7%AE%97%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E5%8B%9D%E6%9C%AC%E5%AE%97%E7%94%B7/dp/4502394211

 

2023年の抱負

明けましておめでとうございます!
本年はどうぞ、よろしくお願いいたします。

さて、年も明け無事2023年を迎えた中、今年の目標をどうしようかと考えてみた。
毎年のごとく、やりたいことがたくさん出てきたのだが、、、
毎年のごとく達成できない気がしている。

理由はなぜか考えたのだが、目標を心の内にとどめ、誰とも共有していないからではないかと感じた。
自分は怠惰な人間であるので、例え好きなことであれ、
思ったことを行動に移すのに非常に大きな労力がかかるのである。

そこでまずはブログを開設し、自分のことを周りの方に公開しようと考えた。
周りの目があれば、さぼることも少なくなるだろう
(実際私は、自習はあまりしないが、宿題等は提出期限ぎりぎりに間に合わせるタイプだった)。
実際に多くの方に目を通していただく必要はなく、
あくまで”見られるかもしれない”という事実を行動の起点としたいのだ。
今年の抱負とその進捗を公開することで、1つでも多く達成したいと考えている。

以上より、あくまで自分に向けてのブログであるので、
もしこのブログの記事を読まれる方がいらっしゃれば、叱咤いただけると幸いである
同時に、駄文・乱文によりお目汚ししてしまい、大変失礼いたしました。

下記に今年の抱負を述べておく。
途中で増えたり減ったりあるかもしれないが、
このブログの記事は基本的に下記のことを軸としつつも徒然なるままに書いていく予定である。

  1. ブリとヒラメを釣る
  2. プラモデルを3か月に1つ以上作る
  3. 水彩画を2枚書いてみる
  4. 簿記2級を取得する
  5. 原価計算について学ぶ
  6. SAPについて学ぶ
  7. ブログ記事を週に1つ以上投稿する
  8. 6キロやせる
  9. 新しいことを始める

 

最後となったが、私は今年こそは、目標を達成できるよう努力していく。
皆様ににおかれましても、2023年を笑顔あふれる、幸多い1年となるよう、お祈り申し上げる。